企業価値担保権での融資

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2026.10.29

企業価値担保権

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企業価値担保権での融資

企業価値担保権、実際に銀行から提案がありました。
先日、顧問先企業の取引銀行から「企業価値担保権」を活用した話がありました。
借り換えの際の契約時に。
今年5月にスタートしたばかりの新しい担保制度です。これまでの融資は「不動産担保」と「社長の個人保証」が当たり前でしたが、この制度では、技術力・顧客基盤・ブランド・将来のキャッシュフローなど、会社の“事業そのもの”をまとめて担保にできます。
経営者にとって大きいのは、この担保権を設定すると経営者保証が原則使えなくなる点です。
代表者の連帯保証という構図から抜け出せる可能性があります。
ただし、現場では「誰でも使える魔法の制度」ではないということです。
・事業計画と将来の収益力を、銀行に説明できるか
・銀行と継続的に情報共有できる関係を作れるか
・万一のとき、事業全体がどう扱われるかを理解しているか
このあたりの準備が、使えるかどうかの分かれ目になります。
経営改善計画の策定から金融機関との交渉まで、中小企業の資金繰り・債権者対策などを支援してますが、事業再生の現場では、銀行は債権回収で使うことも考えてるようです。
使い方を間違えるとダメージが大きいので注意が必要です。
スクラップ&ビルドでの第二会社方式でも企業価値担保権は活用できるような気がします。
まだ実績が少ないので何とも言えませんが、経営者ガイドライン含め連帯保証の制度が変わりつつあるのは中小企業にとっていいことだと思います。
 
株式会社FGグループ代表取締役 吉野兼司 NPO首都圏事業支援機構 理事 吉野兼司

 

 

 

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